今日のニュースはこれ
現在、香川県で可決されようとしている「ゲーム依存防止条例」。
こんな馬鹿げた条例に県民80%が賛成したという記事ですが、情報操作の疑いがもたれています。
今回は、なぜ馬鹿げているのかという話や、情報操作についてお話したいと思います。
「ゲーム依存防止条例」賛成に県民80%に違和感【情報操作の疑い】
- 「ゲーム依存防止条例」賛成に県民80%に違和感【情報操作の疑い】
- 「ゲーム依存防止条例」は「ガチャ依存」の規制が目的?目的がずれている
- 集団投稿による情報操作……ネット社会へ適合できないレベルの県議
- 「ゲーム」は子供の想像力を大きくアップさせることが証明されている
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「ゲーム依存防止条例」は「ガチャ依存」の規制が目的?目的がずれている
「ゲーム依存防止条例」は、小中高生の「ガチャ規制」が主な理由であると言われています。これは、18歳未満の小中高生の子供たちに向けてとされていますが。
既にソーシャルゲーム会社が講じている18歳未満の課金対策に関しても触れられていますが、正直問題提起がおかしい気がしています。
今回の「ゲーム依存防止条例」って「ゲームは1日60分まで」という内容ですよね。
これがなんで「課金の抑制」につながると考えているのでしょうか。
ソーシャルゲームの「課金」は基本的に「時短」が目的です。
なので、時間を規制されれば、さらに課金に走ることがゲームの中でのステータスとなってしまいます。
今回の条例が発令されると、さらに「ソーシャルゲームの課金」が加速するのではないかと思われます。
もし、「ガチャの規制」が目的ならば、今回の条例は意味がないところかますますの課金優位が加速すると思います。
誰も得しないこの条例は何の意味があるのでしょうか。
集団投稿による情報操作……ネット社会へ適合できないレベルの県議
この「ゲーム依存防止条例」ですが、集団投稿による情報操作が疑われています。
香川県内の会社にて、社員の名前を借りて、賛成票を大量に獲得していたことがネットメディアの「ねとらぼ」より公表されました。
ネット社会となった今日この頃、こんなことをすればすぐに情報が流出することを懸念しなかったのでしょうか。この「ゲーム防止条例」を発案した議員の方たちはあまりにもネット社会に対して無知であると思います。
こんな無知な人たちが出した法案を、可決する必要はあるのでしょうか。
この国の政治の中心にいる人は「ネット社会」に適合できていない気がします。
30代とか40代の若手議員の人の中にはこのような問題に長けている人もいると思いますが、高齢になればなるほど疎くなっていると思います。
私は、この国の政治に関わる方たちに「週に1度60分以上のネットリテラシーに関する勉強」を義務付ける条例をぜひ提出し、可決してほしいと思います。
「ゲーム」は子供の想像力を大きくアップさせることが証明されている
最後に余談ですが、アメリカの大学の大学でテレビゲームは子供の想像力を高めることが証明されました。
FPS(1人称視点のゲーム)をやることで動体視力を高められるという話もありますし、テレビゲームがすべて悪い、と思っている人は昔に比べて大分少なくなっていると思います。
このような研究も、おもに海外の大学で出ることが多く、日本はeスポーツにゲームということで、価値を低く見る傾向があったり、ゲーム・ネットに対して蔑視する傾向が昔から強いですが、いまだに強いことにすごく違和感を感じてしまいます。
日本のゲーム産業は昔、世界のトップにありましたが、今では海外の方が上です。
このような「蔑視」が日本のゲーム産業の価値も落としてしまっているのかもしれません。
その昔、お菓子のおまけなどを規制するために作られた「景品表示法」をネットゲームに「ノリ」で適応されたことで、日本のネットゲームはかなり海外に比べて遅れを取っていますが、いまだにこれが解決していないことからも日本の対応の遅さには驚愕です。
最後の「景品表示法」がどんだけ日本のゲームに悪影響を与えているのか、という話はまた別の機会にご紹介したいと思います。なので、今回はただただ文句を言っていると思ってくださいw
それでは、また明日もよろしくお願いいたします。
今日は記事が遅れ、申し訳ありませんでした!