Kicker公式サイトより画像引用
ブンデスリーガ最終節、レヴァークーゼンとドルトムントの一戦にて感動的なシーンが生まれました。途中交代で交代したラース・ベンダー選手がPKを蹴ると、相手GKのビュルキ選手は動かず、ボールを見送ったのです。なんでそんなことが?実はこの試合でベンダー選手は引退することが決まっていました。そんなベンダー選手に対して、既に3点リードしていたドルトムントは長く活躍した経緯を込めて、ベンダー選手に最後のスコアラーとして記録をプレゼントしたのでした。とても感動的なシーンだったのですが・・・。
元ドイツ代表MF「ラース・ベンダー」への引退の花道PKを私は支持する【批判する日本人が悲しい】
今日のニュース
常に全力プレーを求めることは違う
今回のPKに対して、残念ながら日本では一部から批判的な声が届いていました。
主にゴールを譲ったことに対する批判のようです。
その人たちが言うには、常に全力プレーすることがプロとしての役目ということでしたが、私はそうは思いません。
プロはお互いを尊重し、見ている人に感動を与えることができるのがプロ選手だと思っています。そのため、今回はラース・ベンダー選手に対して偉大な功績を称えた結果、行われたことだと思うので、試合の勝敗は決まってますし、良い話だと思います。
長く活躍した功労者の方の花道をきちんと飾ることはプロの世界では絶対に必要だと思っています。その反面、それは試合が決している場合に限るとは思っています。
例えば、去年の天皇杯。最後の試合で川崎フロンターレの中村憲剛さんに出番は訪れませんでしたが、それは結果が決まっていない状態だったからということで、鬼木監督が憲剛さんにも話して決めたことでした。
こうやって、サッカーというスポーツの世界では現実と常に向き合った真剣勝負が行われています。それに水を差すような発言をする人たちに対して、もう少し考えてから発言してほしいなと思っています。
個人的な意見をいう事は大切ですが、それが批判ならば一度思いとどまってほしいです。もしかしたら、それを見て傷つく人もいるかもしれないからです。
しかし、個人的な意見というのが賞賛ならば、何よりも強く発信すべきです。それは言われた人にとって勇気や自信につながることがあるからです。それは人を生かす声なので、大きく発信していってほしいです。
最後、少し違う話になってしまいましたが、とりあえず今日のところはこの辺で締めたいと思います!また、明日もよろしくお願いいたします!
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