久保建英選手のビジャレアルはホームで所属元でもあるレアルマドリードと対戦。この試合で久保選手はベンチ入りでした。ラ・リーガで2位と好調のビジャレアルはレアルマドリード相手にどんな試合を見せてくれるのか?とても注目の一戦を今回は振り返っていきたいと思います。
久保建英のビジャレアル、PKで追いつきレアルとドロー!【ラ・リーガ第10節】
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試合解説
この試合、レアルマドリードはエースのベンゼマ選手、キャプテンのセルヒオラモス選手をケガで欠き、いまだ新型コロナウイルスの陰性結果を得られていないカゼミーロ選手も欠場するという中盤の要もいない状態で上位対決へ臨むことになりました。
対するビジャレアルはストライカーのパコ・アルカセル選手がケガで欠場。そのほかのメンツは揃っているのでレアルに比べればよい状態でこの重要な一戦に挑むことになりました。チームも現在2位と好調で、優勝を狙えるラインにいます。そんな好調のチームであるせいもあり、なかなか久保建英選手の出場機会が伸びないのは日本人としては少し辛いところですが、ヨーロッパリーグなどでアピールを続けて、徐々に信頼を勝ち得てほしいですね。
そんなこんなで始まった試合は開始1分に動きます。
レアルマドリードの司令塔クロース選手が右サイドへ大きく展開したボールをカルバハル選手が少しドリブルで運んで中央へクロス。これを走りこんでいたマリアーノ・ディアス選手がダイビングヘッドでゴールに叩きこみ、レアルマドリードが先制!マリアーノ・ディアス選手はこの日、今季リーグ戦初先発だったので期待に応えた形となりました。
ただ、このゴールは少しビジャレアルにとっては不運のゴールとなりました。なぜならばクロース選手が右サイドに展開したボールをカルハバル選手に展開した際、一度前線の仲間へボールを出した際に線審がオフサイドの旗を上げたのです。
すぐに引っ込ませましたが、その旗にオフサイドと思ったのかビジャレアルのゴールキーパーであるアセンホ選手を中心に何名かの選手の動きが緩くなりました。
線審の動きに抗議するビジャレアルでしたが、ゴールは認められました。
その後は固い展開が続きます。後半中盤までは何と両チームのゴールキーパーのセーブがゼロという奇妙な試合展開に。そのため、負けているビジャレアルは大胆な交代策にでます。
後半16分にカルロス・バッカ選手に代えてチェクウェゼ選手、ペドラサ選手に代えてピノ選手、マヌエル・トリゲロス選手に代えてエストゥピアン選手を3人同時交代し、攻勢に出ました。
この交代が功を奏し、後半31分に味方のスルーパスに抜け出したチェクウェゼ選手がレアルのゴールキーパーのクルトワ選手に倒されてPKを獲得。これをビジャレアルのエースであるジェラール・モレノ選手が冷静にゴールへ叩き込み、ついに同点となりました。
後半44分、ついに久保建英選手がピッチに投入されます。すると後半ロスタイムにペナルティエリアの左サイドでクルトワ選手と1対1になるとダブルタッチでうまくGKの手が届かないところへシュート!しかし、戻っていたカルハバル選手に足でブロックされてしまいますが、久保選手らしいセンスある攻撃で胸が熱くなりました。
その後、味方選手とワンツーで右サイドをフリーで抜け出すと後ろからクロース選手に無理やり倒されてファールを獲得。昨シーズンのマジョルカで見せたようなスピードドリブルを披露しました。
少ない試合時間の中で存在感は示すことができた久保選手。次の試合に向けて焦らずに準備をしてほしいです。そろそろずっと久保のターンがくるはずです!
今回はこんなところで終わります。
明日も当ブログをどうかよろしくお願いいたします。
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