欧州のリーグもそろそろ終盤戦。今年の結果について、色々と見えてくる季節になってきました。
そこで、今回はスペインのラ・リーガ2部で挑戦を続ける二人のシンジ、「香川真司」と「岡崎慎司」の現状について、私が思っていることを書かせていただきます。
明暗分かれるラ・リーガ2部の「二人のシンジ」【再び輝く日を目指して】
サラゴサで苦悩する元日本代表「10番」
今シーズン、鳴り物入りでラ・リーガ2部のサラゴサへ加入した元日本代表のエースであり「10番」だった香川真司選手。
序盤こそ活躍する場面も多かったのですが、シーズンが進むに連れてトーンダウンしていき、最近はベンチを温める時間も増えてきました。
今シーズンこそはと復活を誓って挑んだスペイン挑戦。
本人にとって、こんなはずでは……と思いたくなるような現状であると思います。
サラゴサのファンや地元からの期待が高かった今シーズン。
このままでは全くの期待外れでシーズンを終えてしまうかもしれません。
ただ、あきらめるのはまだ早く、所属するサラゴサは久しぶりの1部が見えている2位につけています。
最近は引き分けの多いチームの中で存在感を出し、残り10節で輝きを取り戻せば、来年はラ・リーガ1部の舞台で香川選手の雄姿を観られるはずです。
最悪だったシーズン前、逆境を乗り越えたストライカーの姿があった
シーズン前、本当は異なるチームでの開幕を迎えるはずだった元日本代表の「エースストライカー」岡崎慎司選手。
加入したチームで登録することができず、シーズン開幕前に契約を解除し、同じラ・リーガ2部に所属するウエスカに移籍しました。
色々あったせいもありましたが、序盤戦は得点機会もあり、順調に出場試合を増やしていきました。
中盤戦に入ると、チームの方針からかベンチになることも多かったのですが、ここ1か月はスタメンの座を奪い返して3得点決める活躍を見せています。
得点を取るためにプレミアリーグのレスターを辞めて、スペイン挑戦を決めた岡崎慎司選手。
最近、調子を落としている大迫選手に代わり、東京五輪でのオーバーエイジに推す声も上がってきています。
そして、チームはラ・リーガ2部で4位と昇格プレーオフ圏内。
昇格を決めるためには、もっとゴールという結果が必要です。
残りの試合であと3点は決めて、10点という二桁得点の大台を目指してがんばってほしいです!
最後に
今回は簡単ですが、スペインのラ・リーガ二部で明暗が分かれている香川真司選手と岡崎慎司選手について、書かせていただきました。
結果に関しては二人とも明暗が分かれていますが、ラ・リーガ1部で見られる可能性は両名とも残しています。
ぜひ、来年はサラゴサ、ウエスカともにラ・リーガ1部に上がり、「二人のシンジ」の活躍に期待したいです。
また、明日もよろしくお願いします。