BALMUDAPHONE公式サイトより画像引用
11月26日に発売され、話題となっている新型スマホ「BALMUDAPHONE(バルミューダフォン)」。おしゃれ家電会社の「BALMUDA」が京セラと一緒に作ったスマホのようです。しかし、発売と同時に批判が殺到。その理由とは?ご紹介していきます。
【悲報】BALMUDAPHONE(バルミューダフォン)が話題!【モノづくりを舐めてるのかな】
コンセプトは「コンパクト。そしてエレガント」
「BALMUDAPHONE(バルミューダフォン)」は上記コンセプトのもと制作されました。サイズは4.9インチのディスプレイを採用し、コンパクトなスマートフォンに仕上げているそうです。
それはなぜなのか
ある時期からスマートフォンは、画面が大きく、平らに、薄くなっていきました。その潮流は止まることを知らないように見えます。
私たちがBALMUDA Phone をお勧めしたい一番の理由は、そのサイズにあります。当然ながら画面は見るものなので、大きい方が便利です。しかし、スマートフォンは同時に、手で持って使うもの。持ちやすいサイズ。こちらも同様に重要な価値だと思います。
とのことです。とはいえ、私はこのスマートフォンを買うことはありませんでした。
その理由を話していきます。
機能性を排除しすぎている
私は今年の9月にiPhone11が水没したのでiPhone12miniに変更しました。
そのiPhone12miniは5.4インチ。ほぼほぼ今回のBALMUDA Phoneと同じサイズです。
小さいスマホが良いというのは個人的にも同意で、理由は画面が大きいのが良ければ一緒にタブレットを持っていれば良いからという考えからです。持ち運ぶときは片手れ楽々持てるminiが最高です。
しかしBALMUDAPHONEは片手で持ちにくいらしいです。
BALMUDAPHONEの劣っていることに関してはユーチューバーの吉田さんの動画がすごくわかりやすかったです。
背面が卵のような球体の形をしているせいで手が滑り、かなり持ちづらくなっているようです。そして、社長兼チーフデザイナーの人の話を聞くとiPhone3GSを参考にしたとのことですが、iPhone3GSでもここまで持ちにくくなかったぞ?と思います。この社長はジョブズの話を出していますが、ジョブズの理念を理解してなさすぎでは?と思うことがボロボロありました。ジョブズファンじゃない私でも知ってるのに・・・。
iPhone3GSの背面が卵型だったのは持ちやすくするだけでなく、なるべくコンパクトにするためだったと思います。有名な話でジョブズが初代iPhoneを水の中に入れて、空気の泡が出たことに対してまだ隙間があるとエンジニアに指摘したというものがあります。
なので、ジョブズが持ちやすさのためだけにこの球体にしたとは思えず、当時の技術の中で成るべくコンパクトにしようとした結果そのような形になったと思います。
なので、今の技術でこのように球体の形にすること自体が意味ないと思います。動画の中で吉田さんが語られていますが、そのせいでiPhone12miniより厚くもなっていますし、コンパクトさも失われていますね。
さらに言うとデザイン志向ということなのであまり強くは言いませんが、性能もよくありません。1万円とかならば何も言いませんが、10万円するということでその価値はないと思います。
このスマートフォンはジョブズをリスペクトして作ったという話ですが、浅はかというようにしか思いません。やはりオシャレ家電メーカーというせいなのでしょうか。社員の意見とかも聞いたのかな?と思うくらいレベルの低いものになっていると思います。
コンパクト!エレガント!と聞こえのいい言葉を並べていますが、ジャンルは違うとはいえモノづくりをしている立場からすると舐めてるのかな?としか思えません。
家電においてエレガントさというものは機能も備わってこそと私は思います。実際に自分は触っていないのでこのくらいにしておきますが、おそらく買うことは無いだろうなと思っています。
公式サイトで買った人は30日間の間は返品もできるそうなので、覚えておくといいかもしれませんね。