チームの窮地を一本のゴールで状況を変えられる『ストライカー』。今回は、そんなストライカーの中でも日本人選手の中で30代男子が思い出に残っている選手を9人選抜しました。ザ・点取り屋という選手から、レジェンドと言われる選手、ここぞという点を決められる選手、いろいろな方面から集めてみました!
サッカー|30代男子が選ぶ歴代日本人ストライカー9選【レジェンドから現日本代表まで】
- サッカー|30代男子が選ぶ歴代日本人ストライカー9選【レジェンドから現日本代表まで】
- ①三浦知良|ヴェルディ川崎、ジェノア、横浜FCなど
- ②高原直泰|ジュビロ磐田・フランクフルト・ボカジュニオルスなど
- ③鈴木隆行|鹿島アントラーズ・レッドスターなど
- ④前田遼一|ジュビロ磐田・FC東京など
- ⑤佐藤寿人|サンフレッチェ広島、名古屋グランパス、ジェフユナイテッド千葉など
- ⑥大迫勇也|鹿島アントラーズ、ブレーメンなど
- ⑦大久保嘉人|セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、マジョルカ、川崎フロンターレ、東京ヴェルディなど
- ⑧岡崎慎司|清水エスパルス、マインツ、レスターなど
- ⑨中山雅史|ジュビロ磐田など
- 最後に
①三浦知良|ヴェルディ川崎、ジェノア、横浜FCなど
Jリーグ創生期の大スター!現在も現役を続ける『キングカズ』こと『三浦知良(みうらかずよし)』選手。
ブラジル時代はウイングでプレーしていたのですが、Jリーグでは中央のフォワードとしてプレーしています。
高速またぎフェイントやキレのある切り替えしからのシュートが印象的でした。
そして、当時史上最強と言われていたイタリア・セリエAへ移籍し、その後の日本人選手の海外移籍のパイオニアとなりました。
キングカズの全盛期のキレキレっぷりがよくわかる動画|三浦知良スーパーゴール&プレー集 Kazuyoshi MIURA - The Real NO.11
カズ選手のすごいところは、得点能力はもちろん、大事なところでゴールを決められる決定力です。東日本大震災のチャリティーマッチにおけるゴールは今でも覚えています。この姿がカズ選手が『KING』と言われる所以でしょう。
②高原直泰|ジュビロ磐田・フランクフルト・ボカジュニオルスなど
Jリーグ最年少得点王記録を持ち、アルゼンチンの強豪やドイツのチームを渡り歩いたストライカー『高原直泰(たかはらなおひろ)』選手。
海外でしっかりとワントップのフォワードに収まり結果を出した第一人者だと思います。ドイツでの日本人選手のイメージを良くし、その後の海外移籍に貢献。日本代表でも長くストライカーとして活躍しました。
特に記憶に残っているのは、2006年ドイツワールドカップの開催前の親善試合でのドイツ代表相手に2ゴールを決めた試合でしょう。日本人離れしたシュートを決め、とても興奮したことを覚えています。
高原の2ゴール‼ サッカー日本代表 国際親善試合 ドイツ vs 日本 (2 - 2)
まさしくエースストライカーの背番号『9番』が似合う選手でした。
③鈴木隆行|鹿島アントラーズ・レッドスターなど
ここぞというときに決めるストライカー!それが『鈴木隆行(すずきたかゆき)』選手。
おそらく、多くの方が一番イメージに残っているのは2002年日韓ワールドカップのベルギー戦でゴールしたシーンだと思います。
worldcup 2002 Japan vs Kingdom of Belgium
まさしく、心で決めた!というようなゴールでした。
上手い・下手とかそういう次元を通りこしたようなゴール。日本代表の歴代ゴールの中で1番に挙げる人も多いと思います。それぐらい、大事なゴールでした。
④前田遼一|ジュビロ磐田・FC東京など
2年連続Jリーグ得点王を記録し、ヘッド・シュート・ポストプレーどれもとっても高いレベルでチームに貢献できるストライカー『前田遼一(まえだりょういち)』選手。
2010年代前半の日本代表で、本田圭佑・香川真司・長友佑都などがいたイケイケ世代の若手代表選手をセンターフォワードのポジションからうまく機能させたことを覚えています。
⑤佐藤寿人|サンフレッチェ広島、名古屋グランパス、ジェフユナイテッド千葉など
Jリーグ通算161ゴールを記録し、歴代2位の成績を持つストライカー『佐藤寿人(さとうひさと)』選手。すごくボレーシュートがうまかった印象を持っています。
小柄ながら、体の使い方やボールへの嗅覚が鋭く、たくさんのゴールを量産しました。
【抜群の得点感覚】佐藤寿人 センス抜群のスーパーゴール集 名古屋
結構本書いてますね!
⑥大迫勇也|鹿島アントラーズ、ブレーメンなど
現日本代表のストライカー『大迫勇也(おおさこゆうや)』選手。
全国高校サッカーの得点記録を保持しており、若い頃から注目されたストライカーでした。
海外移籍後は、体の使い方を学び、ポストプレーの技術が抜群にうまくなり、キープ力が落ちた本田選手の代わりに体を張る場面も多くなっていきました。
日本代表の若手トリオ『NMD』(中島翔哉・南野拓実・堂安律)を機能させるためにつぶれ役を担ったり、チームに欠かせない存在になっています。
大迫勇也 ガチで半端ない超ゴール集 Yuya OSAKO Hanpanai Skills
⑦大久保嘉人|セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、マジョルカ、川崎フロンターレ、東京ヴェルディなど
小柄ながらパワフルな体、スピード、ゴールセンス、すべてを兼ねそろえ、Jリーグ歴代最多得点『185ゴール』を記録しているスーパーストライカー『大久保嘉人(おおくぼよしと)』選手。
個人的に一番好きなストライカーで、アテネオリンピックでの個人奮闘している姿に轢かれました。献身的なプレーもすることができ、ヴィッセル神戸時代はキャプテンとして左サイドハーフで身を粉にしてプレーしていました。そのため、ストライカーながらチャンスメイクも一流です。
大久保嘉人 大活躍でアテネ行きを決める 2ゴール+α 五輪予選 日本代表 vs UAE 2004
大久保選手の最大の転機は2013年に訪れました。当時、ヴィッセル神戸に契約更新しないことを通達され、終わった選手と言われることも。しかし、大久保選手は獲得を熱望された川崎フロンターレで見事、スーパーストライカーとして完全復活するのです。
その結果はすばらしく、Jリーグ初の3年連続得点王という結果を出し、周囲を完全に黙らせることができました。この時の大久保選手の仕事は『得点屋』。チャンスメイクできる選手は中村憲剛選手をはじめ、たくさんいたので大久保選手はゴールすることに全振りすることができた結果ともいえるでしょう。
⑧岡崎慎司|清水エスパルス、マインツ、レスターなど
日本代表歴代3位の得点記録を記録し、献身的なプレーと得点能力で所属するチームすべてで大切なピースとして活躍したストライカー『岡崎慎司(おかざきしんじ)』選手。
代名詞は『ダイビングヘッド』と呼ばれ、ゴール前に飛び込むゴールハンターとしてその才能を開花させました。
海外にわたると、日本時代にはあまり見せなかったテクニックにも磨きがかかり、シュートが単純にうまくなっている姿を感じました。
そして、レスター時代のオーバーヘッドと、見る人を熱狂させるプレーもしてくれるスペクタクルなストライカー。レスターの軌跡の優勝は本当に興奮しました。
ミラクル・レスター解体新書【歴史に名を刻んだ日本人】2015-16 Miracle Season.
⑨中山雅史|ジュビロ磐田など
最後に紹介するのは、日本のストライカー像を作り上げた男『ゴン中山』こと『中山雅史(なかやままさし)』選手。
どんな時でも、泥臭く点を取る姿はチームに活力を与え、見ているサポーターにも勇気を与えてくれました。決してうまい選手ではなかったのですが、ゴールを取ることは『技術』ではなく『心』だと教えてくれた名選手です。
日本代表のワールドカップ初得点やJリーグでの4試合連続ハットトリックなど、記録にも残るプレーを数多く残してくれました。
[サッカー JP] 【歴史的】中山雅史が決めた日本代表のW杯初ゴール
中山 雅史が4試合連続ハットトリックの偉業!【1998年4月29日】
最後に
今回は、30代男子が見た日本人ストライカーの中でベストだと思う9人を選ばせていただきました。
本当は川崎フロンターレの小林悠選手や、浦和レッズの興梠選手、横浜F・マリノスの仲川選手なども入れたかったのですが、今回はあえてこの9人を選びました。
この9人は今後もドンドン入れ替わっていってくれることを期待しています。
明日もまた、よろしくお願いいたします。
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