こんにちわ、ゲームクリエイターで月間3万PVのゲームブログを運営している黒猫くろのです。
少し前から忙しくて積みゲーが増えてたんですが、忙しくなくなっても積みゲーが減る気配がありません。どうしてでしょう?
こう言った疑問を、ゲームクリエイター的視点で解決していきたいと思います。
※この記事は4年前に別ブログで投稿した「最近、積みゲーが増えている・・・、その理由を探ってみます。 - クロノのゲーム部屋:現役ゲームディレクターの雑談ブログ」という記事のリメイク記事です。よろしければ、こちらもどうぞ。
最近、"また"積みゲーが増えてきたので、その理由を探ってみる【現役ゲームクリエイターの話】
本記事の内容
- 積みゲーが増える理由
- 積みゲー解消方法
最近、私も積みゲーが増えてきています。
小さい頃は、新しいゲームを買ってもらうと学校から帰ってすぐにゲームをして遊んでました。そして、頭が痛くなるまで続けていましたね。
大人になり、遊ぶこと以外にもやることが増えたということもありますが、積みゲーが増える理由はそうではありません。
そこで、今回はゲームクリエイターという視点から今と昔のゲームの例を出しながら解説をしていきたいと思います。
積みゲーが増える理由
時の流れとともにチュートリアルの体感が長くなっている
まず、一つ目の問題は「チュートリアルの体感が長いこと」です。
チュートリアルとは、ゲームを始めたときに最初に始まる操作を覚えるためのプレイのことを指します。
最近のゲームはこのチュートリアルの体感がすごく長い気がします。
ゲームを始めるとナビ的なキャラクターが出てきて、あれしろ、これしろ、あれとれ、あれたおせ……などなど色々な指示が飛んできます。
正直、あれをやっている期間ってドキドキがないんですよね。操作説明なので。
サクッと終わってくれればよいのですが、このチュートリアルが体感的に長いこと長いこと……。
と、ここらでおそらくお気づきだと思いますが、先ほどから私は
チュートリアルが長い
ではなく
チュートリアルの「体感」が長い
と言っています。
チュートリアルというのはファミコンなど昔の時代から存在しています。
今回、問題なのはこの「体感」の長いことなのです。
それでは、私が世界で一番すごいと思っている「スーパーマリオブラザーズ」のチュートリアルをご紹介します。
この画面に、2つのチュートリアルが隠されています。
数行、空けてみるので少し考えてみてください。
そろそろ、正解発表しますよ……
正解は、
- 画面内に広大なスペースを作り、ユーザが色々試して遊べるようになっている
- 右側にスペースを空けることで右への移動を誘導している
という操作のチュートリアルが隠されているのです。
おそらく、この記事を読んだ方の多くがチュートリアルと感じずにプレイしたと思います。
そう、このチュートリアルと感じずにプレイすることが大切なのです。
チュートリアルと感じさせずにプレイさせることが、チュートリアルの体感を短くさせることができます。
そして、「スーパーマリオブラザーズ」は、この後クリボーが出てきたり、?ボックスが出てきたり、1つ1つユーザ自身に操作を試させることでチュートリアルを行っていきます。
視覚的にわかりやすいチュートリアルが素晴らしいチュートリアルなのです。
最近のスマホゲームだと、supercell の Clash of Clans のチュートリアルは感動しました。
私は英語版を最初にやったのですが、英語を読まずにチュートリアルができたので。
何はともあれ、現在のゲームはこのチュートリアルの体感が長すぎることによって、新しいゲームを始めることが億劫になる一番大きな原因となっていると言って過言はないと思います。
積みゲー解消方法
積みゲーをしない一番の方法は
今やっているゲームを終わらせてから買うこと
です。
ただ、これって難しんですよね。やはり、注目タイトルとかになると発売日にほしくなるもの。なので、もう一つ提案する方法が
買ったら一旦すぐに手を付けること
です。
一番楽しみにしている状態の時にプレイすることが積みゲー解消につながります。
熱は熱いうちに打てというやつですね(ちょっと違う
冗談は置いといて、仕事とかと同じでやらなければいけないものには早めに手を付けることが重要です。
一番の難敵はチュートリアルです。
これを乗り越えれば、楽しいゲームが待っているのです。
なので、まずは今やっているゲームを止めても、新しいゲームを買ったら手を付けてみるべきなのです。
今、もしも積みゲーが増えてきたとしたら、まず手を付けてチュートリアルまで終わらせて操作を覚えてください。
そうすれば、きっと積みゲーもなくなっていって、ハッピーゲームライフが待っているはずです。
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