準決勝まで来た天皇杯、ついにもうすぐ今年の王者が決まります!
そして、その王者を決める舞台に選ばれたのが来年の東京オリンピックでメインのスタジアムにもなる
新国立競技場
です。
しかし、この新国立競技場がサッカーが客席から観にくいスタジアム?
として話題になっているんです。
今回、そんな新国立競技場でサッカーが観にくいのかどうかを検証していきます。
天皇杯決勝が行われる「新国立競技場」は観にくいスタジアム・・・?
まずは、ツイッターにアップされた画像をご覧ください。
新国立競技場ですが、陸上トラックがある分どうしてもピッチから客席が離れてしまいますね。
そして、なんか動画の中の画像とか見る感じ、なんか見たことないようなピッチの形に見えるんですよね。なんなんだろう…。
角度が足りないのでしょうか。少し調べたところ、新国立競技場は地上5階、地下2階で建物の高さは47.4メートルあるそうです。
ちなみに、収容人数は48,000人とのことです。
そこで、同じ陸上トラックがあるサッカーの競技場をいくつか例に出して比べてみたいと思います。
等々力陸上競技場
まず、自分がファンである川崎フロンターレのホームスタジアムである「等々力陸上競技場」と比べてみましょう。
メインスタンドしか情報が載っていなかったのですが、高さ29メートルの6階建てということでした。新国立競技場と比べると、かなり低いですね。
画像はホーム裏のバックスタンドなので、さらに低くなっていると思います。
こうして見ると、高さがある分、新国立競技場の方が観やすくなっているのかも?しれません。
等々力陸上競技場の収容人数は26,232人と新国立競技場よりも半分より少し上くらい。
こじんまりしている分、少しピッチが近く感じられるのかもしれません。
日産スタジアム(横浜国際競技場)
続きまして、今年のJリーグを制した横浜F・マリノスのホームスタジアム「日産スタジアム(横浜国際競技場)」です。
スタジアムの高さは51.96mとのこと。新国立競技場よりも少しだけ高いですね。
ただ、ほぼ一緒なので見え方も結構似ているかもしれません。
収容人数は72,327人と国内最大で。さすが、日韓ワールドカップの決勝の舞台になったということはありますね。
新国立よりも2万5千人くらい多いので、人が入る分、日産スタジアムは客席が遠いかもしれないですね。
結論
新国立競技場の客席はサッカースタジアムよりは観にくいが、トラック付きの競技場としては良さげ
って感じでした。
まあ、日産スタジアムができてから20年後のスタジアムなんだから、もっとやりくりすることはできたんじゃないのか…と正直思っています。
なんでトラック上に出てこられる可動式の席を作らなかったんだろう…。
または、ロンドンオリンピックのスタジアムと同じ形式であらかじめピッチの近くまで席を作っといて、一時的に埋めて陸上競技ができるトラックにして、終わったらまた掘り起こしてサッカースタジアムにするとかできなかったんだろうか……。
陸上では利益出せないのはわかってるので、サッカーで収益を立てる予定らしいという話を聞きましたが、ほんとに採算合うのかな……。サッカーで儲けることを考えている割には陸上のことを考えすぎている気がする。
陸上は日本選手権でも観客が全然入らないし、それが年一しかないとなると客呼べないのはよくわかる。毎年世界陸上やるわけにはいかないですし…。
そうなると、結局はサッカースタジアムにして、観客読んでチケット代で利益出すしかないんですけどね…...。
新しい大規模スタジアムのはずなのに、日産スタジアムより人はいらないのか…。
また日本でサッカーのワールドカップをしても、決勝どころか準決勝も行えませんね。
※FIFAワールドカップの規定で決勝は観客が8万人以上、準決勝は6万人以上入る設計じゃないといけない。
なんか東京オリンピック終わったら、いろいろ改修工事とか入りそうな気がしてますね。いろんな利権のせいで今回、すごく中途半端なスタジアムに仕上がってしまった気がします。
さらに言うと、自然との調和とかもほんとにいるんだろうか……元旦決勝のスタジアムが寒すぎることがないことを祈ります。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。