今日のニュースはこれ!
今夏、レアル・マドリードに移籍した久保建英選手。
プレシーズンマッチでは、下馬評を覆す活躍で日本を沸かせました。
そして、それは同時にメディアも大いに沸かせる結果となりました。
しかし、あまりに加熱するメディアの報道にて感じる違和感。
そんなときに昨日のこの記事が出ました。
すごく残念のような書かれ方をしていますが、これはもともとの既定路線通りと言えるでしょう。
おそらく、久保選手がどんなに活躍しても変わらない順序があったのです。
フリー移籍の久保と58億円のロドリゴ
何かと比較されるのが久保と同い年のロドリゴです。
そうなのですが、2人は移籍にかかった金額が大きく違います。
久保選手がフリーでの移籍に対し、ロドリゴは18歳としては破格の58億円の移籍金がかかった移籍でした。
なので、期待度もそうですが、それだけの金額をかけて手に入れた新戦力を使わないといけません。
そうなると、EU外の枠は空き次第ロドリゴにわたるのは道理だと言えるでしょう。
これは、久保選手が悪かったというわけではなく、クラブの事情です。
久保選手は良かったといっても、18歳の新人としては良かったというだけの話です。
2、3年後には主力になれる可能性を秘めていると考えられていますが、今はまだ早いです。
もし、プレシーズンマッチで久保選手が点を決められていたら、どうなっていたかはわかりませんでした。ただ、結果としてはノーゴールと、目に見える結果を残せなかったので、結果的には元の鞘、ロドリゴにEU外枠が使われることになる見通しということでしょう。
久保建英の今後について
とはいえ、久保選手の評価は思った以上に高いのは事実。
ジダン監督がトップチームで練習しながらカスティージャに参加させる方針にしたことからもわかります。
本来はカスティージャでがっつりと鍛えてから、トップを目指すはずだったのが、いきなりトップチームに片足を突っ込んでスタートできるという最高の状態です。
もし、EU枠がもっと空いていれば、きっと久保選手に枠が使われていたはず。
それは、信じてもいいと思います。
レンタル修行か、カスティージャで戦うのか
今、一番気になるのは、久保選手がレンタル修行で別のチームに行くか、カスティージャでレアルを知るのか、ということでしょう。
正直、この点だけで言えば、どちらの選択肢をとったとしても久保選手の成長の助けにはなるはずです。まずは、試合に出れる環境が大事ですからね。
噂されるレンタル先は
- レバンテ
- エスパニョール
- バジャドリー
- ビジャレアル
と言われています。
少しでも、高いレベルでプレイすることと、試合に出れることが叶うならばビジャレアルが最適でしょう。昨シーズンは14位と低迷しましたが、いつもはELやCLにも常連のチームです。
最後に
色々、書かせていただきましたが、まずは久保選手についての報道は落ち着きましょう。
久保選手はすでにJリーグでシーズンを戦っていたままヨーロッパにこれたので、他の選手よりもコンディションが良いのは当たり前とも言えます。
なので、これから久保選手の調子が落ちるときもあるでしょう。
メディアはみんなが無理やり見てもらいたいがために読者が求めている記事を書く傾向があります。まずは、久保選手の足が地につくまで、しっかりと見守っていきましょう。