でるぴんの日記

30代後半のゲームディレクターです。ゲーム制作のこと・雑談などいろいろ日記のように残します

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ゲームプランナー講座|ゲーム企画に大切なのは「折れない心」と「ゲームが好きであること」【現役ゲームクリエイターが語る】

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ゲームプランナー(ゲーム企画)を志す人に伝えておきたい2つのことを書きました。ゲーム業界へ就職しようと考えている人に届いたら嬉しいです。

 

ゲームプランナー就職講座|ゲーム企画に大切なのは「折れない心」と「ゲームが好きであること」【現役ゲームクリエイターが語る】

 

デルピンについての自己紹介

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まずは私の紹介から。

 

三流の理系私大からデバッカーのアルバイトとしてゲーム業界に入り、2年目から正社員としてゲームプランナー兼ディレクターへ。5年目に初めての同業種での転職を経験し、上場しているゲーム企業への転職を得て、現在は12年目となります。

 

正直、一流でもなんでもない人間ですが男性の平均年収以上はいただきながら働かせていただいています。現在はスマホアプリの運営タイトルでイベントディレクターとプランナーとして活躍。今後も働きながらできたら個人開発にも力を入れて、徐々にノマド的に働けるようになりたいと思っています。

 

ゲームプランナー(ゲーム企画)という仕事は常にリスキー

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ゲームプランナーというのは常にリスクとの隣合わせの職種です。プログラマーやデザイナーとは違い、明確な手に職というものを持っていないのです。

 

そして、ゲームプランナーから他業種へのジョブチェンジは難しいですが、他のプログラマーやデザイナーからのジョブチェンジをしたという話はよく聞くことがあります。

 

ゲームプランナーの仕事は「企画」という言葉が入っていることから分かる通りに企画に関する仕事を行いますが、他にも雑務的なことも幅広く担当する場合があります。CS対応(カスタマーサービスのこと)、広告など業務外の仕事などなど・・・。

 

ゲームで面白くなることを考えていればいいという職業ではありません。

 

どちらかというと、ゲームプログラマーやデザイナーをやってからプランナーを始めた方がよりゲームに対する知識も豊富となるので、力になります。

 

ゲームプランナーから就職することは個人的にわりと「リスキー」だと思っています。

 

「折れない心」がとても大切

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ゲーム企画になると、様々な資料を作成する機会が訪れます。そして、ときには強く叱咤される場合もあるでしょう。

 

おそらく、こうやって上司に怒られたりすることは他の業界でも言えると思います。ゲーム業界だけが特別というわけではありませんが、この業界はわりと「打たれ弱い」人が多いように思えます。

 

良い言葉で言えば真面目な人が多いんでしょう。しかし、心を病んでしまって休職をしてしまっては元も子もありません。

 

今まで、私は2社を経験してきましたが、精神的に鬱などになり、10名近くのクリエイターが休職する姿を見てきまして、どれもパワハラのようなことはなく、勤務時間もおかしくないのに心が病んでしまう人がたくさんいました。

 

なので、まず1つ目に必要なのは「折れない心」です。休職したりして、チャンスを不意にしてしまうようなことがあれば、それは非常にもったいないという話なのです。

 

「ゲームが好きであること」が本当に大事

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「ゲームが好きであること」。これを聞いて、当たり前じゃない?そう思った人って多いと思います。しかし、改めて言いますが「ゲームが好きであること」は非常に大切です。

 

そして、この「ゲームが好きであること」というのを勘違いしている人がいると思いますので、伝えておきたいと思いますが半端な好きではだめですよ。モンハンがすきです!あつ森やってます!ドラクエが大好きです!どれも良い言葉ですが、一つだけのゲームが好きというのは向いていません。

 

この仕事は娯楽産業なので、常に死ぬ可能性と背中合わせです。そんな中で他の会社を出し抜くためには新しいアイディアが必要となります。そのためには一部のゲームだけではなく、様々なゲームをプレイする必要があります。

 

ゲーム業界へ就職しようとしたときに今までプレイしたゲームは?という項目があり、私は軽く1000タイトルを超えていました。この数が多いのか少ないのか、ということは正直にわかりませんが、せめて100タイトル以上はプレイしていてほしいです。

 

そして、ゲームプランナーはゲームが好きであるという気持ちとともに、絶対に当てるという心が大切なのです。

 

ぜひ、ゲームプランナーを志したいという人がいたら、そのゲームが好きはどのレベルなのかをきちんと考え直してみてください。

 

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