男子高校生のなりたい職業1位に「プログラマー・エンジニア」が選ばれた。小学校からのプログラム学習が広がってきた影響だろうか。プログラムという言葉が身近になったのだろうか。その理由について、いろいろな観点で考えてみたいと思います。ゲームクリエイターなので、ゲーム業界としても意見を言いたいと思います。
男子高校生のなりたい職業「プログラマー・エンジニア」が1位になったらしい【お金目的ならゲーム業界はおすすめしない】
- 男子高校生のなりたい職業「プログラマー・エンジニア」が1位になったらしい【お金目的ならゲーム業界はおすすめしない】
- 今日の気になるニュース
- ②小学校からの「プログラミング学習」の影響か?
- ②手に職を持てる堅実な職業をイメージか?
- ③IT業界・ゲーム業界など有名人の影響か?
- 最後に:ゲームプログラマーおすすめしない
今日の気になるニュース
②小学校からの「プログラミング学習」の影響か?
正直言って驚きました。なんと男子高校生のなりたい職業1位が「プログラマー・エンジニア」だったそうな。
その理由は小学校からの「プログラミング学習」にありそうだと思っています。必修となったのは小学校が2020年度、中学校が2021年度と最近ですが、話はもう少し前から出てきており、習い事の一つとしてもプログラミングを行う子供もいますし、昔に比べて大分身近な職業になってきたと思います。
②手に職を持てる堅実な職業をイメージか?
2つ目の理由は職業の「堅実さ」かなと。ここ最近は公務員とかが人気だった気がするのですが、その理由は安定しているという「堅実さ」と思っています。
「プログラマー・エンジニア」は手に職を持っている感じなので、同じように「堅実」で一生食べていけそうなイメージを持っているのかもしれません。
正直、そんなことはないと思っていますが。
③IT業界・ゲーム業界など有名人の影響か?
子供たちが身近に感じることができるプログラムとしたら「ゲーム」だと思います。今の子供たちは小さい頃からスマートフォンやタブレットなどでゲームをプレイしていたりしています。
今はインターネットがありますので、どんな人が作ったのかとか調べることは容易です。さらに、今は親世代も詳しい人が多いと思いますのでプログラムというか、ウェブというか、インターネットというか、そういう仮想世界に関する情報をとても多く持っていると思います。
私たちの時代の人間が幼少期にエジソンとかアインシュタインの伝記を読むことと同じように、スティーブジョブズの伝記を読んでいても今はおかしくありません。
有名な人間がいると、その人の生き方にあこがれることは良くあることです。
最後に:ゲームプログラマーおすすめしない
最後にゲーム業界としてプログラマー・エンジニアのおすすめ度をお伝えしますが、お金を儲けたいならばゲーム業界はおすすめしません。
現代人の生活の中で欠かせない仕事をした方が良いです。例えば、銀行のインフラとか。そっちの方が絶対に給料は良いです。
ゲームは本来必要のないものなので、企業により給料の差も大きいですし、全体的には高いとは言えません。また、ヒット作が生まれるかどうかなどの浮き沈みも大きいのでかなり大変です。
ゲーム業界に行きたいと思っている高校生はゲームを作ることをやりがいと思える人だけ、考えてください。心を病んで辞める人も多い業界なので、生半可な気持ちではおすすめできません。
そして、高卒からノー勉強でゲームの専門学校もおすすめできません。既にゲームを自分で作っていて、いち早く良いところへ就職するために入るなら良いのですが、専門学校で勉強するぞ!と思っている人はやめた方がいいです。それなら、大学へ行って、その間に自分でゲームを作ってみましょう。もし、ゲーム企業へ行けなくても大丈夫な保険を作っておいた方がよいです。
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