予定通り行われるならば半年前を切った東京オリンピック。世間ではメディアを中心にオリンピック中止を望むような声が多いように思います。しかし、実際に中止にすべきなのかを一旦落ち着いて考えてみてほしいと思い、今回の記事を書きました。
オリンピックは開催中止にすべきだ!と思っている人は少し落ち着こう
日本側から五輪中止提案は最大の愚策
まず、権利系の話をしていきましょう。簡潔に話すと、日本側からオリンピック中止を進言することは最大の愚策です。その理由はIOCが開催の姿勢を貫いている中、日本が先に中止を宣言した場合、IOC(国際オリンピック委員会)が日本に対して多額の損害賠償を請求することができてしまうからです。
なので、中止にする場合はIOCが判断をすることを待つことです。なので、もう退いてしまいましたが森さんが貫いていた開催の姿勢に間違えは基本的にはないのです。
無観客試合ならば基本的に問題はなし
東京オリンピックに関して、基本的に無観客ならば開催に問題はないように思えます。
理由としては他のスポーツ大会は各国で無観客や観客数を絞って行われている事実です。これらの大会が行われているのにオリンピックだけ中止にするという判断はいかほど早計かなと思います。
選手がこないだろ!という意見に関しては日本は世界的に見ればコロナウイルスの対策がとれている国です。現在、死者数は217か国中第37位です。100万人当たりの死者数だと217か国中第137位とがくんと下がります。毎日1000人近く亡くなっているアメリカやブラジルとは状況がかなり違います。
なので、日本ならば選手は問題なく来ることはできるでしょう。調整とかいろいろな問題はあるかもしれませんので、そちらに対して早めにキャンプ張れるようにしたりなど建設的な対応をしていく方が良いかなと思います。
実は東京オリンピックの中止は2回目
最後に余談です。今回の東京オリンピックが中止になった場合、実は東京オリンピックの中止は2回目になるんですよね。実は1940年に一度東京オリンピックは中止になっています。
この時のオリンピックは戦争が理由で実施を返上したそうです。
過去に中止されたオリンピックは1940年の東京大会、1944年のロンドン大会の2回のみ。なんと、今回ももし中止されたら3回中2回が中止されるということになりそうです。
それでは、今日はこの辺で!また明日もよろしくお願いします!