インテル・ミラノで長く活躍した背番号32のストライカーと言えば「クリスティアン・ヴィエリ」選手です。ユヴェントス、インテル・ミラノ、ACミランとイタリア3大ビッグクラブに所属しただけでなく、トリノ、ピサ、ヴェネツィア、アタランタ、アトレティコ・マドリード、ラツィオ、モナコ、サンプドリア、フィオレンティーナと渡り歩き、なんと12クラブに所属した経歴がある渡り鳥のストライカーです。今回は、そんなヴィエリ選手について、思い出しながらご紹介します。
サッカー|15クラブを渡り歩いた、さすらいのストライカー「クリスティアン・ヴィエリ」
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オーストラリア育ちのストライカー
強靭なフィジカルと左足から放たれる強烈なシュートを武器に通算194点を記録した大ストライカーです。
父はかつてセリエAのボローニャでプレイしたロベルト・ヴィエリというサッカー選手、母はフランス人のハーフで、3歳の頃からオーストラリアで過ごしました。
その後、かつてセリエBでプレーした祖父の支えもあり、イタリア挑戦を決めました。
サッカーを始める前はラグビー選手を目指していたとのことなので、強靭なフィジカルはそこで養われたのかもしれませんね。
6シーズン過ごしたインテル・ミラノ
私の中で、ヴィエリ選手の活躍したクラブと言えば、やはりクラブで通算100ゴールも記録しているインテル・ミラノでしょう。
2002-2003シーズンには23試合24得点と1試合1得点を上回るような活躍を見せ、チームのエースストライカーとして活躍しました。
若い頃はオーストラリアで過ごしているせいか、イタリア人のような陽気な気質ではなく寡黙な人物だそうです。
そして、サポーターとの関係性が悪く、自分の出している店を爆破されたこともあるそうです。さすが、本場のサポーター・・・怖いっすね・・・。
しかし、チームメイトとは関係が良好で、特にジダンとインザーギと仲良かったようです。また、イタリア代表でチームメイトだったマルディーニと一緒にファッションブランドも経営しているとのことです。
Christian Vieri, Bobo [Best Goals]
2回のワールドカップに出場
代表での経歴も長く、23得点決めており、フランスワールドカップと日韓ワールドカップに出場しました。
特に日韓ワールドカップでは4試合4得点とイタリア代表のエースストライカーとして活躍しましたが、イタリア代表は、世紀の誤審と言われた韓国戦でヴィエリ選手が先制点を演出しましたが姿を消すことになりました。
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最後に
今日は、30代男子の自分が懐かしいと思っている選手「クリスティアン・ヴィエリ」選手をご紹介しました。
また、明日もよろしくお願いいたします!